The MIRAI Times

SMFLみらいパートナーズの未来を見据えた
最新の取り組みを発信しています。

Vol.001

新しい働き方へアップデート

2022年2月

リラクゼーション効果で生産性UP!オフィスを彩る観葉植物。
お洒落で抜け感のある、オフィスエントランス。

今回のテーマは「新しい働き方のためのオフィス環境づくり」。SMFLみらいパートナーズのオフィス移転についてレポートする。
SMFLみらいパートナーズは、SMFLグループ内での業務連携向上とオフィス空間の効率化を目的に、2021年9月、SMFL本社が入居する三井住友銀行東館への移転を実施。SMFLと同じビルへ移転したことで、SMFLグループとの連携における距離や時間の短縮が見込まれる。
移転するうえで最も重要視したのは、ABW(Activity Based Working: 仕事の内容に合わせて働く場所や時間を自由に選ぶ働き方)を考慮した職場環境づくり。リモートワークやデジタルツールの導入を推進することで、業務の生産性向上を目指すとともに、社内コミュニケーションの円滑化を図るオフィスづくりを意識した。
自宅やサードプレイス(“ZXY”)と本社オフィス、連携する部門間、リーダーとメンバー、(会議などの)参加人数に関わらず効率的にコミュニケーションがとれる柔軟性を第一義に考え、今後も変化していく働き方を見据えたオフィス環境づくりを目指していく。

特別感のある自分だけの空間、人気の個室ブース。
オフィスの一角にWebミーティング用個室ブースを設置。約半畳の一人席で、周囲の声や雑音を遮断。

Strong point

力を合わせる場
部門を超えたコラボレーションを円滑に。

各プロジェクトメンバーが、部門を問わず気軽に意見交換を行えるよう、座席のフリーアドレス化や、カジュアルな打合せスペースを随所に設置。

人を育てる場
豊富な打合せスペースとフレキシブルな設備で、
指導育成の質を高める。

増員中の新任メンバーへの指導を円滑に行うために、オフィス内のあらゆるスペースで画面を共有し、資料を相互に確認できる、移動式ディスプレイを導入。ビジュアルに示すことで、よりダイレクトな指導が可能に。

アイデアが生まれる場
偶発的なコミュニケーションが生まれる環境が、
柔軟なアイデアを紡ぎ出す。

社内でのコミュニケーション活性化の仕掛けとして、お互いの顔を見合わせられるガラス張りの役員室、部長席だったひな壇の廃止、フリーアドレスの導入等、役職や部門間の隔たりを感じさせないオフィス環境づくりに注力。
立ちながら雑談ができるスペースに、お菓子や玩具等のカジュアルな演出も加え、アイデアが創出されやすい環境を構築。

The MIRAI Times Interview

スペースの効率化と業務の向上だけでなく、独自の新しい働き方に向けて挑戦し続けます。

ABWやリモートワーク等の『新しい働き方』に対応したオフィスづくりが、今回の移転プロジェクトではミッションでした。特に、限られたスペースの中で部門や役職の隔たりをなくし、DXも考慮した、自由闊達なコミュニケーションが生まれるオフィスレイアウト策定がカギでした。
その中で、「仕事は会社で」という意識が社員の中で根強いという課題も見えましたが、「会社でやるべき仕事は何か」、「自分たちによる自分たちのためのABWとはどんなものか」、「当社にとっての新しい働き方は何か」ということを、自分たち自身が考え、実践していかなければならないという『気付き』を得ることができました。こうした課題の解決に取り組み、SMFLグループ全体の『新しい働き方』のフラッグシップになれるよう、今後も頑張っていきたいです。

コーポレート本部
企画部 副部長
竹之内 秀剛

ACTION

自らが働き方を考える“意識変革”を推進。

SDGsの『目標8. 働きがいも経済成長も』にもある通り、働きやすさや生産性の向上だけでなく、自身の健康や家族との時間を、どのようにマネジメントし、自身の働きがいにつなげていくかが重要である。そのうえで、自宅、オフィス、サードプレイス、それぞれの役割を考えながら、自分自身の働き方を考えていくこと、すなわち新しい働き方へのマインドセットが必要となってくる。
今回の移転で、ABWを意識したオフィス環境は導入したが、ABWの推進・浸透はこれで終わるものではなく、継続的に取り組むべきミッションとして、増員を見据えた増床や、働く場所の多様化等の各種検討を行いながら、SMFLみらいパートナーズでは今後も注力していく予定だ。

8 働きがいいも経済成長も